FPC実装は、ガラエポ基板と実装工程が異なります。
一番はじめに、『除湿工程』が必要になります。
FPCに使用されているポリイミド材や補強板(及び接着剤)は、
吸湿性がとても高いためです。
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FPCをドライボックスに入れて保管後、実装する。
もしくは、ベーキング作業を施します。
ベーキング(予備乾燥)時間は、FPCの保管状況・仕様によって異なりますが
80度~120度くらいで約半日を目安で行っています。
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ベーキングを実施することで、FPCの膨れや気泡の発生、導体の剝がれという
不具合予防につながります。
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ベーキングの後は、個片FPCをしっかりと実装キャリアへ固定する作業が
必要になりますが、枚数の少ない場合はテープでとめたり、
粘着性のあるシートに乗せてから部品搭載作業を行います。
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FPC実装でお困りのお客様、初めてのFPC実装をご検討されているお客様
是非、ご相談ください。