基板の『バリ』について考える

2024/05/16

「バリ?そんなの出たらダメダメ。」なんてお声が聞こえてきそうですが。
『バリ』と言ってもいろいろあります。

今回は基板に『バリ』が出るパターンと対処法について考えてみます。

【1】基板端からでる銅箔のバリ

⇒どうする?

➀TPや部品のパッド、グランド銅箔を基板端ギリギリまで置かない。

・理想的には基板端から1㎜程度パターンギャップを設けることを推奨。
・基板端ギリギリまで部品ランドを設けたい場合は、
多少のバリがでる可能性があります。
・ルーターカットやVカットをうまく使い分ける。

.
【2】ミシン目加工の分割時に残る基材のバリ

⇒どうする?

➀用途に応じて、パンチングやプレス刃、ルーターの使用選択をする。

②ミシン目とVカットをうまく組み合わせて、割りやすくする。

・それでも残った基材のバリは、ヤスリで削る。
(顕微鏡を使用してのヤスリ作業では細かい部分まで可)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

どのようなご質問でもお気軽に、お問い合わせください。

一覧へ戻る

お問い合わせ

弊社へのお問い合わせ・ご質問・お見積りのご依頼は下記より承ります。

CONTACT