お客様からいただいた質問を通して
ご案件の紹介をしていきたいと思います。
質問内容がかなりニッチですが、
ご案件自体は、.
コプレナ―タイプのインピーダンス制御のある基板で
信号線上のレジスト剥離のご依頼があった
パターン設計~製造までの工程になります。
《Q》
コプレナ―構造時に
信号線上のレジスト剝離が必要な場合、
レジスト範囲によって、
インピーダンスに影響しますか?
《A》
製造工場によって意見が異なりますが、
電磁界解析で検証が可能です。
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Array協力会社5社にヒアリングした結果です。
レジスト剥離範囲 | ①(ライン上のみ剥離) | ②(ライン&スペース剥離) | 補足 |
製造A社 | ? | ? | レジストとパターンの位置関係考慮無し |
製造B社 | ✖ | 〇 | ①は僅かながらインピーダンスが下がる可能性 |
製造C社 | 〇 | 〇 | ②を想定しているが ①でもインピーダンスに影響無し |
製造D社 | △ | △ | 全面レジスト無しが一般的。 |
設計E社 | 〇 | ✖ | 基本的にはお客様のご指示通り |
明確なご回答が難しいご質問でしたが
検証が必要な場合は、電磁界解析をお申し付けください。
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アレイでは、設計・製造実績のほか、お客様からのご質問も日々蓄積しています。
同じような疑問をお持ちのお客様のお役に立てたら嬉しいです。