最近はネット注文の基板屋さんが増えて、便利になりましたね。
ただ、層構成や形状、基材が特殊だったり、超ハイスペックな基板は
人やマシンを使っての確認が必要かつ重要になります。
人が対応するアレイのこんな使い方、参考にしていただけると
今よりもっとメリットを感じていただけるかもしれません。.
「こんなことしたいけど、提案して!」というご質問回答形式。
是非、ご参考にしてください♪
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【Q】お客様(実際のご依頼内容より抜粋)
1)層構成
0.5mm厚の片面基板ですが、どのような層構成になりますか
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2)面付け
・2種類作る予定ですが、面付けはどうするのが良いでしょうか
・基板サイズが非常に小さい
・面付けサイズや吊り部の寸法をどうするか
・データ作成は当社でも基板メーカーでも可
・部品を1個実装して納品を希望(0.4㎜ピッチ部品)
・個片状態で納品を希望
【A】アレイ
・2種類の基板があるので、イニシャル費用が1回で済む方法でご提案したい。
・基板サイズが各14.48×5.5㎜、4.2×4.5㎜と極小のため実装後の取り扱いも重要。
・0.4㎜ピッチコネクタがあるので、実装後のX線検査もシート状で実施したい。
・SMT部品1個のみ、片面実装を生かせるご提案がしたい。
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ということで、下図面付け案をご提案しました。
こちらであれば、基板製造⇒部品実装(及び検査)⇒ダイシング加工(個片)が可能です。
ダイシング加工の際は、下にダイシングシートが付くため、バラバラにはなりません。
シートからシールを剥がすように実装済み基板が剝がせます。
ちなみに層構成は別途、ご回答済みです。