今回は、電磁界解析にて、複数の接続配線長をSパラメーターで導きだしていく
というご案件でした。
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基板のアートワークデータを使用し、REFとなる配線から電磁界解析によって
抽出されたSパラメータが基準とされます。
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反射・ロスなどにより、一度で計算通りにはいかないため、
アートワークの微調整と、シミュレーションを複数回実施しました。
このところ、シミュレーションを必要とするご案件が増えたように思います。
周波数が高くなると、アートワーク設計の経験則だけでは対応できなくなって
いるのですね。
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これまで積み重ねた幅広いジャンルの設計実績に加え、
こらからは、シミュレーション実績を積み重ねていきたいと思います。