こちらの記事では、よくみなさまからお問い合わせいただく
「シミュレーションを依頼する際に必要な資料」についてまとめさせていただきます!
弊社で保有しているDemitasNX、PIStreamでは
EMI(Electoro Magnetic Interference/電磁妨害)と
PI(PowerIntegrity/電源品質)について
シミュレーションをおこなうことができます。
このとき必要なデータは、
基板の設計データ(図1)と、部品型番です。
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・図1 基板の設計データ
・図2 SPICEモデル例 部品型番をもとにSPICEモデルを割り当て
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たいていの場合は、アートワーク設計からご依頼をいただき、
必要に応じてプレシミュレーション、
ポストシミュレーションを実施し、
お客様には報告書という形で結果・所見をお渡ししています。
この場合は、基板の層構成さえご指定いただければ、
AWを依頼していただく際に必要なデータのみで実施できます。
指定がなければ、製造時の層構成をこちらからご提案いたします。
また、お客様が設計されたデータをもとに、
シミュレーションを実施することも可能です。(※1)
今後の事例紹介で、各シミュレーションごとに必要なデータや
実施内容をご紹介していきたいと思います。
(※1)弊社で保有しているDemitasNXで
互換性のある形式を下記します。
・ASCII 「PADSLayout」
・ODB++ 「CR-8000/DesignForce」
・DesignFile 「AltiumDesigner」「CADVANCE」「Allegro」「OrCAD」
一概にシミュレーションと言っても、様々な方法で
様々な事象をシミュレートすることが可能です。
日々発展していく分野なので、なにかお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。