こちらの記事では、よくみなさまからお問合せいただく
「基板製造を依頼する時に必要なデータ」についてまとめさせていただきます!
まずは、
●必須データ●
CADから出力できるデータ形式のひとつで、 プリント基板のマスクフィルムを作画するためのデータ。 拡張ガーバーと標準ガーバーがある。 |
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(RS-274D) |
アートワークを「点」と「線」の組み合わせで表現したもの。 アパーチャと呼ばれる「点」の形状とサイズを 規定したリストが別に必要になる。 |
ガーバーデータ内に、アパーチャ(Dコード)も含んで 出力しているフォーマットのこと。 標準ガーバーの上位互換で業界のデファクトスタンダード。 |
プリント基板に穴を開けるための穴あけ装置用の 穴位置、穴形状のデータ。 |
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穴位置を基板外形に図示したもの。 穴の種類も記述される。 |
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基板の外形寸法図。 |
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(ファイル内容表) |
製造工程に対して、データでは表しきれない 個別の指示がある場合に添付する。 ガーバーデータの内容とファイル名の紐付けや、 インピーダンスコントロールの有無、 穴埋めの指示など。 |
ガーバーデータ(+作画指示書)、ドリルデータ、穴図、外形図の4種類のデータがあれば、
基板製造が可能です。また、条件付きで必要になるデータがあります。
●条件付きで必要なデータ●
層構成に指定がある場合の、層構成の寸法を指示する資料。 インピーダンスコントロールや実験のため 指定の銅箔、基材の厚みなどがある場合に準備するもの。 |
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指示図 |
複数の基板を面付けして製造をする際の面付け 方法や個数を表したもの。 |
テキストで記述されているガーバーデータを 目視できるようにした図面。 設計時のアートワーク図面と、ガーバーデータで 絵柄にくいちがいが無いか確認できる。 |
※DXFやODB++といったデータ形式での製造も対応しています。
これらのデータでの製造をご希望の際は、別途ご相談いただけると助かります。
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