★ご依頼内容★
通信機器、半導体、電子デバイスの開発 | |
次世代光送受信器の研究開発・評価 | |
アートワーク設計、基板製造、部品実装、部品調達 |
★お客様のご要望★
伝送損失対策、40Gb/sのインピーダンス制御を考慮したプリント基板設計と製造
★主な基板仕様★
10層IVH構成 | |
低比誘電率、誘電正接に優れる基材 | |
360×300㎜ | |
5,500ピン | |
100/100μm |
★事例詳細★
通信速度の更なる高速化により、高周波技術を利用した開発が進んでいます。
アレイでも、高周波基板の製作を短納期でご依頼されるケースが増えています。
通信機器のデバイス開発をされているお客様から
40Gb/sの特性を想定した基板の製作をご依頼いただきました。
当時、40Gb/sの設計、基板製作の経験はありませんでしたが、
各部署の担当スタッフの間で検討を重ねました。
それにより、部品調達担当のスタッフは、
40GHzに対応したインターフェースを提案し、
営業担当から低比誘電率、誘電正接に優れた基材をおすすめしました。
アートワーク設計においても、これまでの高周波設計で培われたノウハウを活かし、
40Gb/sライン、2.8Gb/sデータバスラインの差動ペア、
多数の700MHz内部生成クロックラインを干渉しないように配線しました。
設計期間も限られていたため、検図はお客様に弊社へお越し頂き、
検図用46インチモニターを使って、直接、修正や変更のご指示をいただきました。
アートワーク設計から実装完了までの工期が1カ月半という日程でしたが、
納期通りお納めすることが出来ました。
お客様による評価の結果、所望の特性が得られ、
この基板をベースにした伝送システムのボードの製作にも繋がりました。
これまで培われてきたノウハウとスタッフの提案力で、
お客様のあらゆるご要望にお応えします。