★ご依頼概要★
通信機器デバイスの開発 | |
既製品では、限られたスペースでの仕様に合うものが存在しない | |
回路設計、アートワーク設計、基板製造、部品実装、部品調達、動作確認 |
★お客様のご要望★
指定した電圧、電流、応答特性を考慮しつつ、限られたスペースで部品配置を行う。
その後の基板製造、動作確認まで一括して頼みたい。
★主な基板使用★
8層 | |
FR-4 | |
370×270㎜ | |
約3,000ピン | |
100/100μ |
★事例詳細★
通信機器の回路設計を担当しているお客様から
「電源回路の知識、ノウハウが豊富で、動作確認まで任せられるところはないだろうか」
とご相談をいただきました。
そこで、回路設計から動作確認までアレイで一貫してお引き受けすることをご提案しました。
お客様からは、所望の出力電圧と電流、応答特性、放熱に配慮した電源回路を構成し、
且つ指定の基板サイズに収めて欲しいというご要望がありました。
さらに、電圧/電流仕様精度±1%以内に抑え、電源立ち上がり/立下り特性を考慮する
といった設計条件が必須でした。
このようなご要望に対して、出来る限りシンプルな回路構成にし、
電気特性、放熱を考慮した部品を選定することに注意を払いました。
回路設計が決まった後はお客様とのレビューを実施し、
確認された内容に従いアートワーク設計から実装まで行い、評価へと進めました。
事前の打ち合わせにおいて温度試験、動作確認等、
評価方法もご提案しておりましたので、
評価からデバックまでスムーズに行うことができ、無事に納品することが出来ました。
与えられた基板仕様の中でモノ作りを行うだけでなく、
ご要求の仕様に対し、回路構成、試験方法等を考慮しながら
上位システム設計及び評価まで一貫したご提案が可能です。